オーナーの祖父の代から、自然環境が過酷な北信州の地で果物や野菜を栽培しております。真夏は約30度以上、真冬には氷点下10度以下になり、1メートル以上の積雪が観測される環境下で育ったりんごやぶどう、桃などは、水分やミネラルを豊富に含みます。もちろん、その他に栽培している長芋やアスパラガスなどの野菜も栄養価が非常に高く、すでに多くのお客様からご好評いただいております。日々を生き物である果物や野菜と真剣に向き合って過ごし、適熟や完熟の時期を見極めて収穫しておりますので、食べ頃の状態でお手元に届きます。

何かと無農薬栽培が話題になりやすい傾向にありますが、特に害虫の大好物である葉はどんなに気を付けていても被害を受けてしまいます。そこで、農園で栽培している果物や野菜は全て農協指導の農薬を規定量のみ使用し、美味しいだけでなく安全な商品をお届けできるよう努めております。更に、散布のスケジュールやガイドラインを徹底的に順守しておりますので、収穫時期になると散布した農薬の成分は消失いたします。自然の恵みだからこそ、外敵からしっかりと守ることで、美味しさと安全性を両立した果物や野菜の栽培を実現しております。

甘くて美味しいりんごを指す言葉として多く使用される蜜の正体は、デンプン質から糖分に変化している途中に現れる生成物で、ソルビートと呼ばれます。蜂蜜等を人の手で後から注入して作っているわけではなく、りんごが成長する過程で自然に現れてくる現象です。蜜の入ったりんごは全体的に糖度が高い傾向にあるため、甘くて美味しいりんごの特徴として昔から用いられてきました。蜜はふじ・名月・こうみつなどをはじめとする様々な晩生りんごの品種に多く含まれており、いずれも農園で心を込めて栽培し、全国にお住まいのお客様の元へお届けしております。